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代表的な疾患

代表的な疾患

腰の代表的な疾患について紹介します。

腰部脊柱管狭窄症

背筋を伸ばして立ったり、歩いたりすると、太ももや膝から下にしびれ、痛みが生じます。前かがみになったり、腰掛けたりするとしびれや痛みは軽減されます。腰の痛みはあまり強くなく、安静にしているとほとんど症状はありません。椎間板ヘルニアに比べ、中高年の発症が多いのが特徴です。加齢や疲労などで変形した椎間板と、背骨や椎間関節から飛び出した骨などで脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されて血流が低下し発症します。

腰椎椎間板ヘルニア

腰や臀部の痛み、足のしびれ、痛み、力が入りにくいなどの症状があります。
椎間板は背骨をつないでクッションの役割を果たしていますが、加齢などにより変性、断裂して一部が飛び出して、神経を圧迫するのが原因です。姿勢が悪いままの作業、スポーツなどによる腰への負担、喫煙が誘因となるほか、重いものを持ち上げたり、体をねじるなど、日常の動作によって発症することもあります。

側弯症

背骨が左右に湾曲した状態で、通常は小児期にみられる脊柱変形を指しています。肩・腰の高さの違い、肩甲骨の突出、胸郭の変形、肋骨・胸部の隆起などの変形が生じ、進行すると、腰背部痛、心肺機能の低下につながることもあります。
全体の60~70%を占めるのは原因不明の特発性側弯症です。そのほか、生まれつき背骨が曲がっている先天性側弯症、神経や筋の異常などに伴って起こる症候性側弯症があります。発症するのは全体の1~2%で、思春期の女子に多くみられます。

変形性腰椎症

腰から臀部にかけて広い範囲に痛みが出るほか、下肢にしびれ、冷感が生じることもあります。
加齢により椎間板が劣化して、椎体が硬直化し、骨棘ができるのが原因です。程度の差はありますが、中年以降ではごく普通にみられる状態です。変形性腰椎症が進行して脊柱管が狭くなった状態が腰部脊柱管狭窄症です。

急性慢性腰椎症

腰痛を引き起こす疾患を総称して腰痛症といいます。急性腰痛から6カ月以上症状が続く慢性腰痛までさまざまな原因があります。椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄、背骨の骨折など、腰椎に異常がある場合のほか、骨への細菌感染、がんの骨転移など、命にかかわる疾患の可能性もあります。ストレスなどの心理的・社会的影響、運動不足や肥満などの身体的影響が関係しているとも考えられ、痛みが慢性化することもあります。単なる腰痛と考えず、早期に医師に相談し、治療することが大切です。